2020年の私的ベストチューン:ベルマインツ - ”ハイライトシーン”

さて、2020年も、このコロナ禍に負けず素晴らしい音楽が生み出されました。
そんな音楽を生み出してくれるミュージシャンの方に感謝なのです。
 
そんなわけで、2020年発表の曲には今後も出会うチャンスがあるわけだけれども
ひとまず、このタイミングで発表してみたいと思います。
 
2020年の私的ベストチューンは・・・
  
神戸や大阪を拠点に活動しているベルマインツ”ハイライトシーン”
 
▼ベルマインツ - ハイライトシーン (Official Music Video) (曲自体は0:17あたりから)


どこか懐かしいような、王道・正統派のキャッチーな音楽。スピッツあたりが好きな人などに響きそうです。
PV映像は神戸の旧グッゲンハイム邸を舞台に、その眼下の塩屋東第1踏切、そして海の映像が美しい色調で切り取られ、とても心地よいです。
ちなみにドラムを演奏しているのは石若駿。 

関西学院大学 文化総部軽音楽部当時から非凡さを放っていた、盆丸一生さんの歌声

ベルマインツが擁する、2人のソングライター。その両翼の1人である盆丸一生さんは、かつてはあの関西学院大学 文化総部軽音楽部に在籍していた方。
ミスチルやバンプのコピーバンド映像を見るだけでも、その歌声は既にタダモノではない非凡さを放っていました。動画は他にもyoutubeにあるので、いろいろ探してみると面白いです。
 
▼BUMP OF CHICKENのコピー。大学のコピバンと侮ってはならない、素晴らしい演奏。


 
そして、現在のベルマインツとしての”プロの歌声”はさらに伸びやかに、透明度を増しています。
その一方で、声の根っこのところでほんのりとザラつきがあるところが、また独特のフックになっている気がします。
 
「ハイライトシーン」の曲展開やアレンジは繊細に練られているにもかかわらず、全編がサビの如くキャッチーな楽曲のせいか、とてもシンプルな曲に聴こえてしまうのが、逆に凄いです。
 
何度聴き続けても聴き減りするどころか、リピートが止められない心地よさです。
ベースラインも素敵。
 
こういうバンドにこそブレイクしてほしいなぁ、売れてほしいなぁ。
是非とも一聴してみてほしいです。
 
バンド公式サイト:ベルマインツ Official Website

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