濃密にして、実直な一冊。

よっちゃんです。
 
立花岳志 さん 著:「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる を読みました。

お友達にして、著書にも登場するTLI講座やブログ塾(B塾)など、様々な学びを提供頂いている方でもあります。

そんな”たっちー” の新刊、楽しく拝読しました。

「情報革命の持つ価値」に気づき、実践することの”価値”

インターネットの普及による、情報革命。

これには、さまざまな暮らしの効率化やスピード化といった側面だけではない恩恵が、実はある。

それは、「誰もが世界に自己発信できるようになった」ということだ。

これまでの自己発信、情報発信は「マスコミ」や「芸能人」に代表されるように
圧倒的才能や運、コネ・・・などといった「権威に約束された状態が出揃う」ことによってはじめて成し得た
「得ればれし者だけのための力」だった。

それが今は、インターネットを活用し「誰でも自己発信できる」ようになった。

しかし、世の中はまだ「そのことの価値の凄さ」に気づかぬまま
「交流」「連絡」「情報”取得”」といったレベルでの活用にとどまっている人が多い。

筆者はこの点について言及し、
「今の世の中は、自分の生き方に ”情報発信” を介在させることで
より”身も心も豊かになる、自分らしい人生” を歩めるようになった」こと、について言及している。

そして、そのための「自分の母艦」として「ブログを活用」しつつ、SNSでシナジーを上げるという
「自己発信によるセルフブランディング」を詳しく、わかりやすく述べている。

損得ではなく「好き」「やりたい」を湧きあがらせ、その”生き様”を発信していく

その自己発信で大切なのは、損得勘定ベースではなく。
 
「”好き” をベースに自己発信すること」。

「好き」をベースにしたエネルギーは、人にとって根源的に「湧き上がる、理由なき自然体のエネルギー」だ。
その力は短期的な結果に振り回される「損得勘定」よりも、長いスパンでみれば、地に足のついたセルフブランディングにつながる。

「成長過程を見せつけられる媒体」こそ、ブログの強み

既述した情報革命前の「発信≒マスコミの力」というのは
「すべてが約束され、お膳立てされたもののみが行える、選ばれし特別な力」だった。

しかし、今は「誰でも自己発信ができ」、かつ、その発信の「あり方」までも激変した。

その「約束・成功した状態からの発信」ではなく「その成長過程」をも見せつけることができるのだ。

だからこそ、その「自己発信」を始めると、その発信者が追い求める”憧れの背中”から
「アドバイス」や「サポート」の手が降りてくると同時に、
その発信者”の背中を追ってくる人”、つまり「ファン・フォロワー」ともつながっていく。

これは「発信」、つまり「見せつけて、つながる」という「行為を実行しなければ得られない」現象なのだ。

こうして現代を生きる人は誰でも「なりたい自分チャレンジ」を、「”自己発信”を介在させること」によって、より円滑に実現できる可能性があるのだ。

「自我の実現=自己実現」に向けて発信することは、やがて「自己」だけでなく「世界」とも「深く溶け合っていく」

「好き」を「発信」すると、そのネットワークの力によって。

・・・やがて「得意」に、そして「強み・専門性」に、成長していく。

その過程で発信者は、自然と「自分が生きていく時に、価値を置きたいものは何か?」を、自分に問いていくことになる。
それこそが「自分はこれを発信したい!という”選択”」に、深く関わるからだ。

そうやって、自己を深く内観し、より高い自己実現に向かっていくと。

その過程で「自ら生み出した(情報)価値の発信」が、世界と溶け合っていく。

つまり「その価値の提供を受けた人に、喜んで貰える世界」が、目の前で展開され始めるのだ。

そしてその感謝を受け取る手段として
 
「お金」が、入ってくるようになる。

「価値観のバームクーヘン」を突き破り、「お金の大河とその循環に身を置く」

世の中の人は「自ら設定した価値観に、大人しく収まって生きている」と、筆者は言っている。

わかりやすい例としては。
モノ・コトに関して、自分が支払う ”ことに許可を出せる” 価格帯の違いだ。

いわゆるグレードの高いホテルに不安なく支払い泊まる人と、格安ホテルにしか泊まらない人では
「お金があるかどうか」ということ以上に。
 
・・・「価値観・世界観」が違うのだ、という。

それは、格安ホテルにしか泊まれない人の価値観は「自分は金持ちではない、という世界観」に本質があるのではなく。

「自分が世の中から受け取れるお金は固定枠であり、人生はその”配分をどうするか”で決まる」と
「思い込んでしまっていること」に、本質があるのだという。

だからこそ、より豊かに生きるためには、そのように折り重なっている個々の「価値観の階層」を突き破り、手放し、より望ましい方向へ向かうことが必要なのだ、という。

そして、その「価値観のバームクーヘンを突き破って生き続けている人」の「お金の世界観」は、というと。

・・・「お金を支払う=損をする ではない」、という世界観だ。

「お金を支払う」ことは、それと等価の価値の交換=等価交換をしているのであって、決して損をしているのではない。
・・・という世界観に身を置くことが、まず大切なことのようだ。

するともはや「お金=出ていくもの」ではなくなり、「お金=私のもの」ではなくなり・・・
「お金=”市場のもの”」といった世界観に行きついていく。

そうすると、その「お金の川=市場を”流れ、循環するお金の大河”」に身を置き
自分の価値を高めるためにお金が自分の内から「流れ出ていく」。

すると、そんな「自己投資」によって より高められた価値を「市場の循環の中で提供する」ことで、より「お金が自分の内に流入」する。

この繰り返しが「循環している状態」こそが、「お金の仕組み」。
・・・そんな境地に、たどり着くようだ。

これは、言うなれば「お金=運命で決まった固定枠」という世界から「自分の価値を高めて生きる際にたまたま介在する仕組み」へ変貌する、といったことかもしれない。

本書は、お金に関するそんなスピリチュアルな視点まで書かれていて、非常に面白かった。

最後に

発信者というのは「最初は誰しも、まさか自分に”発信したいものへの情熱” があるなんて気づかない」のだという。

逆にいえば、「自己発信への第1歩を踏み出す」ということは「その情熱に気づく、かけがえのない人生の飛躍」に目覚める、ということなのかもしれない。

・・・という自分もこうしてブログを書いているけれど、その先に何があるのか、この本のような世界が待っているのかは、わからない。

でも、始めたのだ。
 
 

”自分を生きる力” を、無いことになんかしている場合じゃない。

人は誰しも「自己発信」により、「自己の力に深く目覚め、世界とつながり、溶け合っていく」可能性があるのだと思う。
そんな世界を作れる「ネット」が、この情報革命をもたらした。

だからこそ今、自らに湧き上がる「好き」と「ネット」をつなぎ、自分の持つ力を世界に発信することは
「自分」のみならず、「自分を豊かにし、他者を豊かにし、世界を豊かにし合う」ためにも、大切なことなのだと思う。 
 
 
 
自分も、また。
 
”自分を生きる力” を、無いことにせず。
自己否定せず、発信し。
 
・・・ほんの微力でもいいから、自他や世界に ”お返し” できるようになりたい。
 
それがよっちゃんの

「なりたい自分チャレンジ」だ。

この本を読んで、そんな気持ちを新たにした・・・そんな1冊だった。
 
 
・・・おしまい。

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