【チクショー!】ココロの専門家達に、ちゃんと、ムカついちゃってみる。

「心の在り方」に関する情報発信が、増えてきて。

よっちゃんです。
 
今の世の中は物的飽和を経過し、よりよく生きるための「心の時代」へと移り変わりつつあるように感じます。
 
伴って、そういった情報、そのための情報が、世に出やすくもなってきた。
 
新聞。雑誌。著書。
ブログ。メルマガ。その他のSNS。などなど。
 
そして、そうした情報の中でも、自分に届いてくるヤツというのは
その ”知名度” や ”発信力” が、特に強いやつだったりします。
 
要は

カウンセラーとか、コーチとか。

心の専門家。
 
専門家なわけだから、心の悩み、苦しみへのアクセスが速い。
 
数多くのクライアントを見ている専門家であれば
その悩み、苦しみの ”タイプ” や ”法則性” も熟知しているから
その導き方も、洗練されていたりする。
 
したがって、そういう「心の専門家」達が情報発信をすると、
そこに描かれているのは

美しき、ココロの真実。美しき、ゴール。

「...だから、もう。
もうそんな風に、思わなくていい。
もう、やめなよ。
もう、手放して、いいんだよ。
もう、向かって、いいんだよ。
もう、辿り着いて、いいんだよ。」

 
...数行で辿り着く、
美しき、ココロの真実。美しき、ゴール。
 
読む人に、早く気付いてほしい、早く楽になってほしいから。
悩み苦しみの救いに、なるように。
その「真髄」が、如何なく描かれる。
 
でも。
 
悩み苦しみの渦中にいる人にとって
時にそれが

どうもムカつく。

自分が今抱えている、
「ドロドロウジウジゴリゴリグサグサイライラギスギス」とのギャップ。

そんななかで対峙する、美しき結論が、爆速で描かれている。
そして。
「かつて私もそうだったんだよ。」などという、サラリとした自己開示の、おまけつき。
 
今の自分のリアリティとの、ギャップ。
 
でも、心の専門家の言うことって、すごく納得できるものが多いから
「そうなんだよなぁ」と、どうにかこうにか、自分の腑に落とそうとする。
 
でもそれ、

無理ですから!

まだ無理。無理やり腑に落とすの、無理無理!!
 
今までずっと。
親、教師、上司...
自分にとっての「権威者の言うことだから」と
無理やり自分に言って聞かそうとしても
 
無理だった。

 
だから、その相手を「心の専門家」へ変えたところで
ロクなことにならんのだ。
 

プロセスは、人それぞれ。

例えば、親への怒り、復讐の人生が止められない人。
 
「心の専門家」にとっては頻出の、「あるある話」。
 
だから、あっさり「もうやめなよ、無駄だよ。許しなよ。自分のために。」
 
なんて情報に、辿り着く。
 
そんな時に必要なのは、無理やり腑に落とすことではなく、

これですわ。

 
 
 
「うるせー!そんな簡単じゃないんじゃ!
しかも聞いてりゃ ”私もかつてそっち側の人間だった” だァ??
ハアァァァァ?!随分とまぁ上から目線で!偉っそうに!
ふざけんなぁー、チクショーーーーー!!」
 
 
  

ちゃんと怒る。ちゃんとムカつく。

最近よっちゃんコレばっかだなぁ...まあいいや(笑)。
  

...親への復讐心。親への怒り。などなど。
そんな「ドロドロウジウジゴリゴリグサグサイライラギスギス」。
 
...そのボリューム、感じるリズム、スピード。
 
これはもう、人それぞれ。

 
だから、それを解決する速さ、リズムも、人それぞれなのだ。  
したがって、無理やり「腑に落とさなくては」をやると、うまくいかない。
 
だからこそ。
 

自分だけのプロセスで、それをやりきる。

そのリズムを邪魔建てする意見、情報には
 
ちゃんとムカついて、”No!こちとらまだなんじゃ!” のメッセージを出す。

(実はこれ、実際に相対でカウンセリング、診療、セッションを受けるときにも
重要だと思います。
これを出さずに無理やり腑に落とそうとしているクライアントのことを、
腕のいい医者、カウンセラー、コーチは、すぐに見抜きます。
そして彼らは、これをちゃんと表に出してもらったほうが喜ばしいはず。
クライアントへの理解が深くなるので。)
 
そうやって、抑えないで、やり続ける。
周りの人より遅かろうが、何だろうが、自分だけのプロセスで。
感じきる。
やり切るまで、やり切る。

 
すると、やがて待っている現象が、これ。

飽きてきます(笑)。

飽きるまで行っていないと、手放せない。
 
情報発信者はかつてそれをやりきって、辿り着いているから
美しきゴールだけ届けていることが多い、と思います。
 
なぜドロウジゴリグサを書いていないのか、というと、その一因は。
 

「ゴール」と「プロセス」は、トレードオフ。

ドロウジゴリグサを感じきると、消え去る。
もう思い出せないくらいに、消え去ってしまう。
そこまで味わいきると、消え去ってしまう。
 
だからプロセスを思い出すのが難しいくらい、どうでもよくなってしまっていて
心の専門家であっても、ほとんど描けないのだ。たぶん。
だってもう、ないんだもの。
あった、という、かすかな記憶しかない。
その時の実感が、今はもうないのだ。
 
だから逆に受け手としては、その時のドロドロプロセスの無いゴールだけが示されているように、感じてしまう。
 
たまたま、ただそれだけなのだ。
 

そしてそこにある、真実かもしれないこと。

そうやって辿り着いてしまった、”ムカつくゴール” というのは。
 
先回り引き寄せてしまっただけの、実は自分にとって大切なゴール、かもしれないのだ。
 
先回り。
 
ただタイミングがちょっと早く、出会っちゃっただけ。
 
...本当は心の底で渇望している、美しきゴール。
 
...それに辿り着くためのドロウジゴリグサの渦中で
そんなもん見つけちゃったら
 
思わずむかついちゃうわな(笑)。
 
そして「ムカついちゃう=なんとかしたい!」だったりするのだ。
 
だからこそ。
 
自分だけのプロセスで、ドロウジゴリグサを、飽きるまで、やりきる。
自分だけの問題のボリュームを、自分だけのリズムで、やり切る。
そのリズムを邪魔建てする意見、情報にはちゃんとムカついて、
”No!こちとらまだなんじゃ!” のメッセージを、自分に出す。
 
自分に蓋をしない。
 
・・・ドロウジゴリグサを味わい尽くすリズムは、自分で。
自分に「めいれいさせろ」。
 
・・・自分だけのプロセスを大切にするために、まずは。
焦りに溺れて腑に落ちないまま、心の専門家たちの「じゅもんつかうな」。
 
・・・自分の今の感情、今の価値観、今譲れない悩み、苦しみを。
軽んじないで、感じきる。
自ら躍動している、鳴動している「いのちだいじに」。
 
だと思うのだ。
 
そして最後に。
 
...そうやって自分を大事にしはじめたクライアントに対して背中を押す、
腕のいい医師やカウンセラーやコーチといった「心の専門家」達の力って
 
ホント、スッゴイのだ。
 
イェーーーーーーーーーイ!!
 
 
おしまい。

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