【独り旅の思い出②】フェリー旅の速さ、生きる旅の速さ

はじめての独り旅、はじめてのフェリー旅。

8月のはじめ。
早速徳島行きのフェリーについて検索。
 
オーシャン東九フェリー
 
これで徳島へ行くのか。どんな感じなんだろう。
 
早速予約へ。
予約方法はというと、ネットではできず、電話。
保険料込みで、2等船室(カプセルホテルのような共同部屋)だと、1万円程度。
自分は初めての不慣れな船旅なので、との思いから、もう1万円乗せて、個室にした。
夕方に出航し、翌日の昼頃に着く。時間をかけた移動だなぁ。

見失っていた、自分なりの ”生きる速さ”

旅の始まり。フェリーに乗り、出航。

昨年デビューしたての新造船ということもあり、中は綺麗。
先ず思ったのは、「居心地の良さ」。
お風呂はもちろん、洗濯機や、様々な食事などの自販機も充実。
これはもう「動くサービスエリア」といったところ。

そして部屋に戻れば、足が延ばせる。
 
台風が近づいていたので、揺れがひどくなる前にお風呂に入った。
綺麗な夜景に、どこぞで催している大会の花火。
贅沢な時間だった。
 
肩に入っていた力が、抜けていった。
 
その日の晩は台風の中の航行だったけど、思っていたほどの揺れではなかった。
 
翌朝。船内からただただ海を眺め、コーヒーを飲む。
船体が巻き上げる波しぶき。ただただ広がる、海。
移動の速さ。

 
...あぁ、この速さが、心地いい。
進んでいる景色を見る。今自分が感じているものを、ただ感じとってみる。
 
・・・今まで全然、できていなかったなぁ。

 
人に預けてばかりいた人生と、それゆえの早すぎるスピードに
ただただ翻弄されていたんだ。
だから、今まで歩んできた景色がどんなものだったか、ちっともわからない。

...自分なりの速さで、自分なりの人生を歩んでも、いいのかな。

ちょっとそう思えるようになった、約18時間のフェリー旅。
 
すっかり船旅が気に入ってしまった。

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