【独り旅の思い出⑨】思うままにただ動いてみるとうまくいく、という練習。

ただそう思ったから、やってみる。

それができないでいた、自分。
 
そして、それが当たり前な人たちを、ジャッジしていた自分。
 
もう両方とも、やめることにした。
 
それからというもの。
 
ただ動きたいままに、動き。
思うがままに、思い。
佇みたいままに、佇んで。
 
そうやってみたところで、何も起きない。
 
何も起きないのだ。
 
大丈夫なのだ。
 
...ということを、ひたすらに確認していた。
 
そして

これが「どうせうまくいくし」ということなのか。

...そんなことを感じた。
 
とにかく不思議と、場当たりな予定が、次々噛み合っていった。
「考えすぎ」によるエネルギーの行き詰まり、浪費が
いままでどれほどあったんだろう。
...そんなことを思う日々だった。
 

そんな中で降り立った、角島海岸。

山口県の西北端に位置する海岸。
CMでも度々使用され、好天の日はエメラルドグリーンに輝く海に長い橋が伸びる、観光スポット。
 
「見たいから、行く。」...ただそうしてみた。

今思うと、大胆行動なのか。

最寄り駅に着くと、降車時のSuica清算ができないので、駅員に若干特殊な清算をしてもらうことに。
 
そして、一日に数本しか来ないバスを、待つ。
 
...つもりだったんだけど、来ないし、タクシーで回るか。
 
と思ってた矢先、自分と同じように、降車時のSuica清算対応に追われ、バス待ちをしている、一人の女性。
 
Suica持ちで、こんな場所に来ているのだから、観光客なのは間違いなくて。
 
おそらく、目的地も同じ海岸なのだろう。
 

気付けば「動きたいように動いてみる」を、やっていた。

 
目の前で待機中のタクシーのオッチャンに声をかけ、観光タクシーとしての価格交渉をし。
 
すかさずその女性に、声をかけた。
 
聞けば案の定、目的は角島海岸の景色。
 
だったらもしよければ天気のいいうちに、というわけで
 
タクシー同乗、旅は道ずれ。

やはり東京で仕事をされているとのこと。 
今思えば、モデルさんかと思うような美人さんだった。
 
よくもまぁ平気で声をかけたもんだ。
 
でもあの時の自分は、それぐらいもう「力が抜けてた」。
 
女性の独り旅かー、なんて思いながら、世間話をしつつ
周辺観光をした。
 
ドライバーのオッチャンも絵にかいたような気さくなオッチャンで、案内もしてくれて、面白かった。
最後にオッチャンが「せっかく何かの縁でこうやって同乗したんだからさ、連絡先ぐらい交換しちゃいなよ!」
って言ってくれた(笑)。
 
自分は同乗してもらってちょっとした旅の思い出になっただけで充分有り難かったし
不思議なくらいそういう欲がなかったので、笑ってごまかしたけど(笑)。
 
でも一応オンタイムでアップしている自分のSNSのタイムラインとアカウントだけは教えた。
 
勿論、その後向こうからの何らかの反応は無いわけだけど。
 
あのときの自分は、ただそうしたいように、動いた。
 
それができただけで、満足だった。
 
...あぁ、もちろんタクシー代は全額自分持ち。
 
遠慮でも気遣いでもなく、そうしたかったから、そうしただけの話。

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