【感謝の拭き拭き】増上寺で、阿弥陀さまのオミヌグイ。

年の瀬の、風物詩。

よっちゃんです。
 
増上寺に行ってきました。
 
その日は、ご本尊の阿弥陀如来さまの御身拭い(おみぬぐい)式。
 
御身拭いとは、本尊の仏さまのお体を拭き清めることを言います。
 
年の瀬になると、新年に向けお坊さんたちがご本尊をフキフキして、キレイにする様子が
 
ニュースなどで流れますね。
 
増上寺の御身拭い式は一般の参拝者も参加でき、しかも無料(...って言い方が適当かはわからないけど)。
 
というわけで、参加してみました。
 

人と仏の、コラボレーション。

大きな本殿内陣を参拝者が見守る中、お坊さまが勢ぞろいし、念仏読経を上げていく。
 
その声、おリン、木魚のアンサンブルが、阿弥陀さまと鳴動し
どんどんその輪郭が浮かび上がるかのようにその力、その存在感を増していく様は、圧倒的な迫力だった。
 
まさに、人と仏の、コラボレーション。
 
そして、これを ”BGM” にし、まずはお坊さまが順々に本尊壇上に上がり
はたきのようなもので阿弥陀さまを御身拭いしていく。
 
そしてそのあとは、一般参拝者の番。
相当の人数がドッと列をなしたため、焦らず順番を待つことにした。
 
列がほぼ落ち着いてきたタイミング、最後尾に近いところで、並ぶ。
 
そして自分のいる場所が内陣に入っていくと

あ、初めての感覚。

阿弥陀さまのために詠唱され続ける圧倒的BGMの内部に入っていく、感覚。
 
なんというか。
...人間界から、畏れ多くも仏の世界に入り込んでいく、感覚。
 
未知なる雰囲気に、思わず緊張と不安。
 
けれど、その緊張と不安のうちに飛び込んだまま、そこに佇んでいると、やってくるのは

「大丈夫」という、安心感。

人間誰しも、新たな世界に入っていくときは、思わず緊張と不安が走るもの。
そして、その感覚のまま、いざ飛び込んでみると、案外大丈夫だったりする。
 
この時も、そうだった。
 
仏さま、すごいなぁ。教えてくださるなぁ。
 
...などと考えているうちに、自分も壇上の阿弥陀さまの前へ。
 
お坊さまにお清めのはたきを渡され。
優しくその胸のあたりを、御身拭い。
 
この1年で出会った、様々な仏さまへの感謝をこめて。
 
そうして内陣を出たときは、なんとも清々しい気持ちになった。

好天にして、休日。

最後は法主さまのお話。
 
今年の御身拭い式は好天に恵まれ、かつ休日となったことで
「今まで経験した中で一番参加者が多かった」そう。
 
そして、「この御身拭い式は、仏様のお体をお清めするものではありますが

むしろ自分の心が清められたような、感覚になったのではないでしょうか。」

おぉ、やはりそういうものなのだ。
 
ありがたいことです。
 
こうして、「未知なる世界に飛び込んでみる」というプチ体験行を済ませ、帰宅。
お供物の紅白饅頭を美味しくいただきましたとさ。
 
おしまい。

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