清水寺随求堂~姫嶋神社:バーンアウター、復活の儀。

今回の旅の最終日、まずは清水寺へ。
 
アイキャッチの画像は、春の様相を感じる仁王門。
 
 
今回のお目当ては、寺院内にある「随求堂」。
 
今年は日本最古の巡礼路である「西国三十三所」開創1300周年の年。
これを記念して、各札所において普段見られない秘仏などが続々と御開帳される予定。
 
その第16番札所である清水寺でも、随求堂の本尊「大随求菩薩」が御開帳となった。

博物館等への出陳をのぞけば、実に222年ぶりの ”堂内御開帳” だそう。
3月の御開帳は終了しており、次回の御開帳は10月となる。
222年ぶり随求堂で本尊開帳へ 京都・清水寺 | 京都新聞
像高が約110センチ、台座も同じくらいの高さだったので、間近で見ると非常に迫力と繊細さが伝わり、素晴らしかった。

「胎内めぐり」で、生まれ変わる

この随求堂では、地下の回廊、すなわち大随求菩薩の「胎内」を巡る「胎内めぐり」が体験できる。
 
大随求菩薩のお腹の中に入り、出ることによる「生まれ変わりの儀式」とも言われる体験だ。
 
今回は御開帳が目当てで訪れたものの。
せっかくなので・・・初めて、やってみた。
 
堂内左の階段を降り、堂内の地下へ。
 
・・・そこは完全なる、闇。

そんな闇の中を左手につたう大数珠のみを頼りに巡りながら、こんな事を考えている自分がいた。 

「まるで・・・ずっと自分を見失ってきた ”今までの自分” のようだ。」

するとやがて、一筋の薄明かりが指す場所にたどり着く。
 
・・・そんなプロセスもまた、今たどり着いた境地、そして様々な新しい人や世界との出会いとシンクロするようだった。
 
そしてその薄明かりの下には、大随求菩薩を象徴する梵字 ”ハラ” が刻まれた、随求石。
その石に手をあて、1つだけお願い事をする。
 
・・・気がつけば、こんなお願い事をしていた。
 
 
 

 
「圧倒的な闇のキャンバスで 相手の光を見つけ出せる人になる」。
 
 
これまでの ”他人軸人生” によってこそ育ててきた、「闇のキャンバス」。
 
・・・自分を見失い続けてきたからこそ、今こうして見えるもの。
 
このキャンバスを使って、相手の光を見つけ出す。
 
・・・その人自身でさえ見えなくなっている どんな小さな光であっても「ほら、ここにあるよ」って言ってあげられる人間に、なりたい。

...そう願い、”胎内” を出て・・・
 
”生まれ変わった” 。
 

一路、大阪へ

旅の最後は、大阪へ。阪神電鉄「姫島」で下車し、「姫嶋神社」へ向かった。
 
到着するなり、立派な鳥居。独特の ”反り” が印象的。

 
そしてこの神社・・・またの名を

「やりなおし神社」。

御祭神であるアカルヒメノミコトは新羅の王子であるアメノヒボコの妻となり、常に美食を用意して夫に仕えたが、夫は慢心を起こし妻をののしるので、『わたしはあなたの妻となるべき女ではありません。わたしの祖国へ帰ります。』と言って、難波に逃避行してきたという神様。

 
そんな御由緒から『決断と行動の神様』といわれている。
 
また、この神社自体も第二次大戦の戦火によって一度焼失し、そこから再起を図ったこともあって「やりなおし神社」と言われている。
 
...まさにここは、バーンアウターのための神社。
 
そんなわけで、今回訪れてみたのだ。

参拝後、きれいな社務所で御朱印を授かる

本殿を参拝後、御朱印を授かりに社務所へ。
 
非常にモダン且つ落ち着いた佇まいの、新しい社務所だ。
 
時期限定のものも含め、御朱印の種類も豊富。一度に何種類も授かる人もいた。
一つ一つが美しく、しかも丁寧に押してくれるだけあって、授かる種類の多い人は1時間ほど待つ場合もあるようだ。
 
そんなこともあってか、こうしてお茶と御神酒も振る舞われる。
(御神酒は頂いたあとの画像。)

 
椅子の背もたれも、よく見ると鳥居をあしらったものに。
 

希望の御朱印がきっかけで、「はじまりの碑」に祈願する

希望の御朱印は、写真の「帆立絵馬」と「たち玉」を使った ”祈願” がセットになったものだった。
 
 
その「帆立絵馬」には。
・・・まさにアカルヒメの如く ”帆を立てて順風に乗り 新しい道をスタートさせる” ための願いを書く。
 
そして、「たち玉」。
これは、新しいスタートを切る時や目標・願い事を叶える為に、断ち切らなければいけないことや物を念じ、その玉を「はじまりの碑」の上部に空いた穴を通すことで封じ込めておくというものだ。
 
そして、渡された説明書きを見ると。
帆立絵馬には、その願いに対し「いつまでに」という期限を書くように、とあった。
 
先程の「胎内巡り」といい。
意図しないところで今、何かの ”区切りの儀式” のような状態になっているのを感じる。

そんなご縁を覚え、考えた末に・・・ある誓願を、立てた。
 
そして御朱印の出来上がりを待つ間、外に出て「はじまりの碑」の前へ。
 
中央にある穴のあいた石碑が「はじまりの碑」。
”初代” 天皇である神武天皇の遙拝所であることから、そんな風に呼ばれるのだそう。
 
はじまりの碑の前に立ち、たち玉に ふと念じた、「新たなスタートのために断ちたいもの」...それは。
 
・・・「あらゆる自己否定や、生き辛い思い込み」だった。
 
そしてそのたち玉を、中央の穴に向け、通るまで投げる。
 
最初は「入れよう」と力んで、うまく通らない。
そこで一旦力を抜いて、フワッと投げた。
 
するとそのたち玉は、穴を通っていった。
 
そして最後に、先程の「帆立絵馬」を、始まりの碑に結びつけた。
 
 
その帆立絵馬に記し、立てた、願いは。
 
 
2020年までに独立開業・・・「価値の創造と提供と循環の世界で、再起する」。
 

「再起」。

おそらく、はじめて。
 
・・・バーンアウトしてから初めて、この言葉が浮かび・・・そして、使った。
 
 
意図せず行った「胎内巡り」で ”生まれ変わり” 。
意図せず行った「はじまりの祈願」で ”再起を誓う” 。

 
「圧倒的な闇のキャンバスで 相手の光を見つけ出せる人になる」。
・・・そんな願いを形にしたいからこそ、ビリーフリセット®カウンセリング講座に行くことにした。
そしてそんな自分の「価値の創造と提供と循環の世界で、再起する」。
 
この機会に・・・そう誓願してみた。
 
2020年までに独立開業・・・それは実現できるかはわからない。
けどこうして「まず誓いを立ててみること」の効力は、周りの仲間達を見れば一目瞭然のような気がする。
 
それに、”どうなるか分からない” からこそ・・・それを未来へ、確かめに行けばいい。
 
 
・・・自分のなかで、何かのフェーズが、変わろうとしている。
 
 
そんな、なんとも不思議な1日で、旅を締めくくった。
 
 
人生の、再スタート。
 
・・・その世界は、今度こそ「自分軸」という名の帆を伸び伸びと立て、「自己承認」という名の順風に乗って進む人生でありたい。
 
 
 
おしまい。
 

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