世界遺産の穴場?!

初めての熊野・神社探訪、最後は「阿須賀神社」へ。
 
前回までの記事一覧:
【初めての熊野・神社探訪①】花の窟神社
【初めての熊野・神社探訪②】熊野本宮大社
【初めての熊野・神社探訪③】熊野速玉大社
【初めての熊野・神社探訪④】神倉神社

JR新宮駅から程近く、平成28年に世界遺産へ追加登録された神社だ。

追加登録とはいうものの、その由緒は古い。

神武天皇の東征神話(「神武東征」)において、神武天皇は熊野において軍を率いて狭野(さの)を越え、熊野神邑(みわのむら)に着き、天磐盾(あまのいわたて)に登ったとされている。この狭野とは現在の新宮市佐野で、天磐盾は前回記事で紹介した神倉神社のある神倉山といわれている。

そしてこの天磐盾に登る前に立ち寄った熊野神邑こそが、この阿須賀神社の坐す地であるといわれているのだ。

そしてここは、神倉山のゴトビキ岩を磐座に降臨した熊野の神々がその61年後、阿須賀の森に遷ったとの伝承もある。
こちらもまた熊野信仰を語る上で重要な聖地なのだ。

主祭神は、まず
事解男命(ことさかのおのみこと)。
黄泉国で夫のイザナギに自らの死の姿を見られ憤慨した妻イザナミ。そんなイザナミに追いかけられ、黄泉国を脱出したイザナギ。その果てに離縁を言い放ち、地を掃き清めた際に事解男命が生まれたという。
そのため、この ”事解” の字の通り、この神様は(黄泉との)関係を断つ神、離縁の神とされ、あらゆる邪気を払い除ける神ともいわれる。

その他の主祭神は
熊野速玉大神(イザナギ) 熊野夫須美大神(イザナミ) 家津美御子大神(スサノオ)の「熊野三所権現」。
 
▼その他御由緒。

 

▼あらためてアイキャッチ画像。小ぶりながら、参道から本殿への直線が美しい。

いい。参道の右脇に立っているのは、熊野神邑の顕彰碑。

 
▼隆々。
 

▼進む。

 

▼背後には蓬莱山。

▼拝殿。手入れも行き届いていて、朱塗りの社が映える。
 

▼摂末社に阿須賀稲荷神社・徐福之宮・子安之社がある。写真向かって右側に阿須賀稲荷、左に子安之社が見える。

 

▼拝殿側から見た景色。とにかく佇んでいて気持ちいい場所。

閑静な聖地。訪れる人も今の所少ない気がする・・・まさに世界遺産の ”穴場” だった。

とにかく清浄な空気感が気持ちいいこの阿須賀神社を最後に、「初めての熊野旅」を終了。新宮駅に戻り、帰途についた。

まだまだ行ってみたい所がたくさん

初めての熊野。

雄々しい自然の美しさ、神と人々の信仰が織りなす幽玄さ・霊験の一体感を覚える、素晴らしい場所だった。

そんな熊野、まだまだ行ってみたい所がたくさん。

「熊野那智大社」はもちろん、ズバリ”磐座!”な神社。
そして ”呼ばれないと辿り着けない” という言い伝えのある、あの神社など・・・

また行ってみようと思います。
 
 
初めての熊野・神社探訪の旅・・・おしまい。
 
 
 

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