少しずつ感じる、講座の「広大さ」

LPL(ラヴィング プレゼンス リーダーシップ)養成講座。
カウンセラー&セラピストのほか、作家として著書も出されている岡部明美さん(あけみちゃん)のライフワークともいうべき長期講座だ。
カウンセラーやセラピストを志す人は勿論のこと、「やり方=Doing」だけではどうにもならない人生の分岐点に立ち 自己探求したい人や、カウンセリングマインドを持った”カウンセリングパーソン” として社員や自分と向き合いたい経営者なども集う、人気の講座だ。
岡部明美 プロフィール
岡部明美公式ブログ:POWER OF BEING 

今回の学びは、人間に存在するエネルギーセンターである7つのチャクラのうち、第3チャクラ。
その成長のテーマは・・・自己定義、アイデンティティ。
「私とは」という自己イメージや、それをもって「自分を生きること」。
そのことへの責任を自分で持つこと、といったような成長のパートだ。
それに呼応する年齢エリアは、いわゆる高校~大学時代あたりになる。

自己受容、自己承認、自己信頼を進め。
孤立でも依存でもない、真の自立を目指していく成長のパートだ。

自分の「季節」を大切に

講師のあけみちゃんによる、冒頭のウェルカムレクチャー。
それは、”夏風邪” がようやく治り始めた自分にとって、とても沁みるものだった。

「好転反応」という「からだの声」

「心のあり方」をクリーニング・クリアリングしていくと。

他者や世界の”見え方”が変わり、他者や世界への”接し方”が、変わっていく。

同じ人生のパターン、同じストーリーを繰り返してきた ”現実” が、実際に変わっていく。

・・・これまでの思考・行動・感情といった反応の ”自動操縦状態” から離れて
価値観を新たなものへ入れ替え、再構築するために一旦「オーバーホールと試運転」を繰り返す状態に入るのだ。

それによって人生の”事態”が好転する一方で、それは「自動操縦」とは違い、心身に負荷のかかる作業になる。
この負荷、つまり”体調変化・不良”を、ウェルカムレクチャーでは「好転反応」という言葉で表現された。

その表現が”からだ”に直接届き、響いた。

自分が今回 ”夏風邪” と称した体調不良は、”これ” だったんだなぁ。
・・・そう”からだ”が、納得しているような感じがした。

気づけば全力疾走だった「第1チャクラの整理」

第1チャクラ。成長のテーマは「自己存在そのもの」「家族、特に親との関係」。
人間の成長における”最重要拠点”にして、人生の悩み・苦しみの根源である「心の傷・未完了の感情・否定的思い込み」が
凝縮されたエネルギーセンターだ。

自分はやはり、ここに課題が山積みだった。

・・・もう一つの学びであるBRC講座の 大塚あやこさん直々による個人セッションを受けたのが、6月の始め。
このセッションで、まさか自分のコアビリーフ(自己否定の核)という”底”を超え
その更に底にある”コアビリーフの製造元である、原初の感情”まで見に行く、という
”まさかの体験” をしてしまった。

それは自分にとっては、”心を徐々に皮むきする” どころではなく
グリグリと ”ドリルで第1チャクラの深部へ突入する” かのようなスピード感だった。

そしてその直後に、このLPLで「第1チャクラの学び」
それは あけみちゃんの思惑通り、自分が ”第1チャクラの重傷者” であることが浮き彫りになっていく学びだった。

そしてその後は受講生同士の自主トレによる、心のクリーニング・クリアリング。
これまた、自分の想定していないほどに”深い所”に入り込む体験をした。

さらにまた、BRC講座で まだ見ぬ第1チャクラの思い込みであった ”お母さん問題” に、思わず切り込んだ。

一つ一つが「想定外の深さ」。
そして、一つ一つが「屈服するしかない、納得感」。

だから、それに追従するための「価値観の書き換え反応」もまた、知らず知らず ”全力疾走” だったのだ。

”からだ” と ”こころ” は、思った以上に、「好転反応でクッタクタ」だったのだ・・・

自分としては
 
 
ここで”以前の自分”ならば、・・・
人と比較したりしては「休んではいけない、待ってはいけない、立ち止まってはいけない、とどまってはいけない」と、自分に言い聞かせ。
「なぜなら、私は”足りない人間だから”」という”足りないエンジン”を回転させて、疲れている”からだの声”を無いことにし。
・・・無理やり自主トレ等に参加していたかもしれない。

でも、今回はそれを止めた。
からだの ”ほんとうの声” を信じ、一呼吸置いた。
その”からだのほんとうの声”というのは、「体調が悪い」ではなく・・・

「ひとまず休みたがっている」、だったから。
不思議なほどに「寝ても寝ても眠い」からだが、そう言っていたから。

そしてこの一呼吸は、図らずも「自分のリズムに寄り添える自分になって、そんな自分への安心感を広げるワーク」となったのを感じた。

ひとそれぞれ異なる ”季節” を思い、祈る

自分の”リズム”に寄り添うことを自分に許すと、”それができる自分”に対する安心感が、広がる。

・・・そんな体験をすると。
「相手にも相手の人生のリズム・スピード・ペース」があり
「それを大切にすることが、相手にとっても安心になる」という思いが・・・

「投影の法則」によって、相手に投影される。

人それぞれ、心を整え、人生を整えるプロセスには・・・
その人なりの「リズム・ペース・スピード・タイミング」がある。
その背景には、それぞれの事情があり、ワケがある。

・・・そのようなことを、あけみちゃんは・・・
(人それぞれの)「季節」、という言葉で表現した。

とても美しく響いた。
 
 
人それぞれの、「季節」。
・・・そこには、いいも悪いもない。
ただ、そうあるだけ。
 
 
だから、もしその人が「まだ傷ついたままでいたい」のなら、それを祈って、見守る。
もしその人が「そのビリーフをまだ手放したくない」のなら、それを祈って、見守る。

・・・それが、相手の「今の季節」、だから。
 
 
いいも悪いもない 相手の「季節」へ、こちらのエゴで”施さない”こと。
・・・それをこれからも大切にしたいなぁと感じる、ウェルカムレクチャーだった。
 
 

「気づきと内観のカード」から得る、インスピレーションは

今回も、「気づきと内観のツール」である OSHO禅タロットのカードを引き、インスピレーションを得る。
カードを引くために立てた”問い”は「自分の力の正しい使い方は?」というもの。

・・・そして、引いたカードは、これ。

「TRUST」
そんなカードの、絵柄からのインスピレーションは。
「暖かな世界を信じ、自分を委ねて、飛び込むこと。」
「そのためにただ、今のままでいること。」
「委ねるために、力を、スーッと・・・」

抜く、こと。

えっ、「抜く」?!?!?! 
 
自分の言葉に、思わずビックリ。
「力の使い方」というテーマへの、自分の直感が「抜くこと」とは・・・

でもそれはきっと、「剛の力」から「柔の力」へシフトする、といったことかもしれない、と感じた。

やはり不思議なツールだなぁ、OSHOカード・・・
 
 

”親とのテーマ”だけでは無くなってくる?「第3チャクラ」

ビリーフの学びと、”師弟協演”の迫力

今回は、もう一つの学びであるBRC講座の主催・講師であり、
またこのLPL認定セラピストでもある 大塚あやこ さんが、ビリーフに関する”臨時講師”として登壇。

あやちゃんは、このLPLの学びを基に、ビリーフに特化した独自メソッドである ビリーフリセット®の考案者だ。
そんなあやちゃん直々に、今回の学びと関係の深い ”ビリーフ(システム)” と、それが人生に及ぼす影響を講義して頂いた。

BRCで直接学んでいるとは言え、改めてこのビリーフ論のパワフルさ、明晰さに唸った。

そして続くは、あやちゃん直々による ビリーフの探求を主眼とした公開デモセッション。
・・・それは時折あけみちゃんのコメントを挟みながら深く進む、まさに”師弟協演”の迫力満点だった。

そして、今回のセッションのクライアントとなった方々には、ある共通項があった。
それは・・・企業の経営者の方だったこと。

それゆえ今回の主訴は、「会社の今後について」という部分に深くリンクしていた。
そして、そのセッションから浮かび上がって見えてきたものは、これまでの成長課題とは”ひと味違う何か”だった。

”個”の課題と、”個を超えた”課題の「混在」

経営者は、その組織のトップとして、力を持つ存在。
であると同時に、ややもすれば誰からも叱られることがなくなり、孤独と恐れの中で奮闘している存在でもある。

そのようなトップが、その個人における「心のあり方を整えているかどうか」という要素は、実は会社全体の「あり方」に影響が直結する。

トップが「恐れのエンジン」で経営しているか。
トップが「歓びのエンジン」で経営しているか。

もし「恐れのエンジン」経営しているなかで社員からの異論と対峙してしまったら
その経営者はその異論を”恐れから”潰してしまうかもしれない。

会社は硬直的・閉塞的になり、成長が止まってしまうかもしれない。

そしてその背後には、かつて親などの人間関係に基づく「心の傷・未完了の感情・否定的な思い込み」のもたらす
人生のパターンが再現されているかもしれない。
例えば「私のことはどうせわかってもらえない」というビリーフが発動し、それを味わいたくないが故に
「異論は許さないぞ!」という”自動反応”が起きているのかもしれないのだ。

だからこそ、経営者が「心の傷・未完了の感情・否定的な思い込み」といった「個の問題」をクリーニング・クリアリングすることは
会社全体の「あり方」に直結することなのだ。

しかしセッションを通じ、そうした「個の問題のクリーニング・クリアリング」だけでは探求しきれない
「個を超えた問題」への探求の必要性が浮かび上がってくる。

その「個を超えた問題」というのは、いわば

「集合無意識」の、問題。

それは「社風」といったような1社レベルでの集合無意識から、
さらにその背景にある業界内や地域社会、さらに社会全体レベルでの
「構造や規範、常識、慣習、気運、国民性」といったものまでが、相互に影響しあっている。

自社の「あり方」を探求し、成長しようとする時には
たとえ経営者が「個人の心のあり方」をクリーニング・クリアリングしたとしても
さらなるところでこの「集合無意識」の問題が、色濃く立ちはだかってくるような気がする。

そんな中での、この日本という国の集合無意識には、ある特徴があるようだ。

日本という”国のエニアグラム”は ”タイプ6”?!

”9つの性格”で知られるエニアグラム性格診断。
これを、この国の国民性に当てはめるとすると・・・

タイプ6、であるといえそうだ。

タイプ6:「信頼する人」
権威への帰属を求め、また全体最適を求める。堅実。
根源的な恐れとして「不安」という因子を抱える。
成長への課題として「自己信頼」「自立」がある。
 

欧米を権威として、自分の目よりも彼らが良しとすることを「お墨付き」にしてしまう。
だからアニメや観光、OMOTENASHI、IKIGAI、MOTTAINAI、お陰様、お互い様の精神という「自分発」のものでさえ
「自立的自己評価」ではなく欧米による「評価の逆輸入」などに、信頼を置いてしまう。
不安を抱え、先進国のなかでも自己承認度が低い。
世界全体の(精神的)成長のキーが東洋、特に「日本」にあることを、西洋が注目し始めていることに
当の日本が、気づいていない。

そんな日本の健全な「集合無意識」は、いわゆる「和の精神」。
一方で健全度が下がると、それは「同調圧力」と「異質性の排除」という形であらわれる。

そんな集合無意識の「陰と陽」は、社会全体、地域社会、各組織、コミュニティなどの集合無意識に影響してくる。

だから、経営者が個人の「心のあり方」に向き合い、整え、成長していくと
今度は”個”だけでは対応しきれない、集合無意識の成長課題が浮かび上がってくるのだ。

折しも世界はインターネットの普及をはじめとして「多様性社会」へと変化しているため、
それが時に「同調圧力・異質性の排除」とのせめぎあいが起きてしまうようだ。

そして。
「同調圧力・異質性の排除」と「多様性社会」の、せめぎ合い。
「今まで通りでいようとする旧システム」と、「変化しようとする新システム」。

・・・この対立構造に絡んでいる”もう一つの要因”もまた、同時に浮かび上がる。
それが、社会構造における「男性性」と「女性性」、という要因である。

「男性性優位社会」から「女性性の取り戻し」へ

統率、管理、規律、強固、画一、縦社会、成果主義、奪い合い・・・
そんな「男性性優位の集合無意識」が、これまでの会社組織を牽引してきた価値観だった。
会社という組織がヒエラルキー構造であること自体が、男性性優位の象徴でもある。

それが「多様性社会」への対応を図ろうとする中で、”制度疲労”を起こし始めている。

やわらかさ、しなやかさ、やさしさ、甘さ、ゆるさ、横のつながり・・・

「女性性」

・・・これまでの「男性性優位社会」が”悪しきもの” として”排除”してきた「女性性」が、今度は必要になってきている。
しかし、それを「受け入れがたし」として拒む、「古い集合無意識」。

個人にとって、会社にとって、「成功とは」「幸福とは」「価値とは」。
・・・その価値観の変化と、そのための成長課題が「個人の意識」と「集団意識」、
さらに「男性性と女性性」といった要因の ”あり方” と、複雑に絡み合っている。

もう変わりたいんだけど、変えるのは難しい・・・

・・・そんな複雑な構造が見える公開セッションは、とても印象的だった。
 

人間の成長は「第3チャクラ」で止まっている?!

人類全体の成長は、今のところ「第3チャクラ」で止まっているのだという。

それは、人間のあり方が今のところ ”個のレベル” に留まり、自分の欲求を満たす成果を上げる「自”我”実現」か、
それより高次に自分の潜在能力を解放して生きる「自己実現」まで、ということになろうか。

これに対し、第4チャクラ以降は自己を超越し、良い悪いの”二元”を超えた”第3の道”。
よりハートを開いた、”許しの道”だ。
 
 
そうしたなかで今、第1~第3チャクラの成長テーマを学んでみて、思うことは・・・

・・・先ずはとにもかくにも、第1チャクラ。
家族関係、特に親との関係のなかでの「愛のもつれ=心の傷・未完了の感情・ビリーフ」を
クリーニング・クリアリングすることが次のチャクラの成長を促すための重要な土台だ。

そうやって”個”における”愛のもつれ”を紐解き、Beingを整え、第2、第3チャクラ=アイデンティティの成長テーマに触れていくと
今度は人間のもつ「可能性のもつれ」というテーマが、見えてくる気がしている。

そして、その第3チャクラの突破を阻んでいるものが・・・
どうも、「集合無意識による”強固なフタ”」であるような感じがしてならない。

・・・そんなふうに感じていると、自分の中で、ある”仮説”が、立ってしまうのだった。

「人の愛のもつれ」を紐解く冒険のラスボスは、「親」。
「人の可能性のもつれ」を紐解く冒険のラスボスは、「集合無意識」。
 

・・・そんな風に感じた、第3チャクラの学びだった。

LPLの学びは「ミッション・ヴィジョン」へ

それでも成長し、変容する世界の一員として、自分の”いのち”を活かしたい・・・

そんな思いを導く講師のあけみちゃんと、その受講生の方々が集うLPL講座も、12期を迎えている。
それは、LPLマインドをもった”細胞”が、ジワリジワリとこの世界に配置されていくようなもの。
そんな細胞の一つ一つがこの世界に作用していくことが、個の成長・コミュニティの成長・組織の成長を地道に促していく。
そしてそれは、もしかすると、ある”きっかけ”で爆発的細胞分裂をする可能性も、あるのかもしれない。

自分はそんな一員として、どんな ”いのちの声” を聴くことになるのだろう。

・・・自分に還る旅、心の学びも、いよいよ後半戦へ。
 
 
 

おまけ

「私はこれが好き」「私はこれが嫌い」といった「自己定義」を整え、つながるための、第3チャクラの学び。
そんな講座中の宿題は遊び心があって、なんとも面白かったなぁ。

おしまい。

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