11月に修了した、LPL(ラビング・プレゼンス・リーダーシップ)講座

その修了とともに、その修了生向けにより深いセラピーのワーク・メソッドを教わることのできる「マスターコース」が開講。

その第1ステージは、「ジャーニーワーク」。

そして本家のジャーニーメソッドに、LPL式のアイデアと使いやすさをアレンジしたものだ。

当記事は、その2。
(前回の記事は こちら

カラダの叡智を聴く「身体の旅」のワークを体験

前回記事にある「感情の旅」の次は、深い意識状態に入りカラダの叡智の声を聴くという「身体の旅」。
「身体の旅」は、最初はイメージから入っていくような感じのワークだった。

人は常に自分のカラダと共に生きているのに
そのための「細胞分裂」や「外敵の撃退」「食物の消化・分解」などといった「カラダの叡智」を、
全くといっていいほど意識できない。
・・・このワークはもしかしたら、そんな普段はおろそかにしている「カラダへの意識、カラダの声、カラダからの叡智」を
聴くワークなのかもしれない。

持病がある人などがこのワークをするときは、どうしても「このワークでその場所へ!」と意気込むケースが多いようなのだけれど
実際に「自らのカラダが”あなた”を連れていきたい場所」というのは、ソコとは限らない。
それこそ「カラダの叡智」が、あなたをあるべき場所へ連れて行くのだ。

ここで自分は、クライアントに相当する ”パートナー” になることができた。

そして有り難いことに、グループの方がそのプロセスを記録していてくれたので
以下、その体験を、そのままに書いてみようと思います。

・・・言っておくけど
アヤシイよ(笑)
 
 
 
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まずはカラダの叡智を聴くために、主訴を決める。
そこで自分は、最近の「顔の肌荒れ」を主訴に、「身体の旅」をしてみることにした。

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目を閉じて深い意識状態に入り、身体の叡智の声を、聴きに行く。

まずは、自分がリラックスする、始まりの空間へ。

・・・そこは円形の石舞台だった。
舞台の中心に座している、自分。
そしてその石舞台の周囲を、清らかな水の流れが取り囲んでいる。
その水の流れを生み出しているのは、自分が座している背後にある、滝。

滝の音、虫や鳥の声。
そし更に周りを囲む竹林が、互いに擦れ合う音。

ここから、ちょっとした「冒険の旅」に出る。

ガイド:「どこかに階段はありますか?」
・・・階段を探す。

・・・滝の裏側に、入り口があった。

入り口の先は、真っ暗。
・・・よく見ると、1段だけ、透き通った階段が見える。

水晶の、階段。

その1段に足を置くと、次の1段が現れる、不思議な仕組みだ。

恐る恐る、降りる。

すると・・・行き着いた先は、鍾乳石で囲まれた空間。

眼の前には水辺と、そして船泊まりがあり
・・・そこにはまたもや水晶の、巨大な球体。

その乗り物に ”導師” ともいうべきメンターに同乗してもらい
イマココで叡智を持っている「身体のどこか」へと、旅をする。

まずたどり着いた場所は、周囲がピンク色の、狭い場所。
 
周囲の”壁”が、せわしなく動く。
乗り物の足元を支える”床”も、せわしない。

そして、天井から・・・
食べ物が落ちてきた。
 
 
・・・そこは、食堂の最下部だった。
 
ガイド:「何か出てきた感情はありますか?」

悲しい。みんなと同じように出来なくて悲しい。”
”同じように出来ないと、独りになってしまう。”
”せわしなくて、キツい。小さいころから、ずっと ”ココ” にいた。”
 
 
メンターは言った。
「私も人と同じことはしていない」

・・・「それを気に病むことはない。
「ついていけないのは淋しいかもしれないが、ついていこうとするからこそ辛いのだよ。」
「ただ、自分の事をやるしかないんだよ。」

「自分といれば、いいんだよ。」

・・・そんなメンターの言葉に、落ち着きを取り戻した。
 
 
ガイド:「この場所が伝えたかったことは、どんな事でしょう?」

それは・・・
「じっくり呼吸して、行きなさい」ということ。

それがなくなると、肺や心臓、胃、横隔膜・・・いろんな臓器が慌てだすから。
360度トランポリンのように、なってしまうから。
そのことによって、食道が、狭く塞がってしまうから。

だからこそ。
・・・そのことがわかる「食道の最下部」に・・・
「身体の叡智」というのは、ここに自分を連れてきたのだった。
 
 
そして自分とメンターを乗せた水晶の球体はこの場所を去り、次の「身体の叡智」がある場所へ。

・・・そこは薄暗く、狭い場所。

そして、なぜかこの水晶の球体がピタリとフィットするサイズ感の場所だ。

なるほど、ここは・・・「目を閉じた眼球の中」だ。

・・・左目、だ。

あぁ、安心した・・・今はやっと、目を閉じている。”
”今までずっと周囲を注意深く観察し、警戒し、緊張し、監視しつづけてきた。”
もう、疲れた。”

メンターが言葉を発する。
「どうですか?目を閉じた方が、よく見えるでしょう・・・

自分自身が。」

「この乗り物は、そのための”水晶体”だったのですよ。」と、メンター。

(・・・ということを、自分が喋っているのに、自分じゃない感じ・・・まったくもって不思議だ・・・)

このメンターはどうやら、私の「身体の叡智」の声を聴き、そこへ導き
私にその ”ご真言” を伝えてくれる、まさに代弁者であるようだ。

そしてメンターはまた、「身体の叡智」を このように代弁した。
 
 

体を安息に置きなさい。

自分を、見なさい。 
 
そして

真実と共に、いなさい。

 

ガイド:「顔にできものがあるのは、何をおしえてくれているのですか?」

”それは、真実から離れ、その透明さから離れると、現れる。”
(・・・これは本当に自分が発している言葉なのだろうか・・・)
 
 
・・・こうして「身体の叡智を聴きに行く冒険」を終え、メンターと私を乗せた”水晶体”は、
先程の船泊まりへ戻ってきた。

ここでメンターと、お別れ。

スーッと浮かびながら消えていくメンターは、去り際に・・・

「なんか、クウカイ?」

と、突如のダジャレ(笑)。

思わず笑った。

・・・そんな ”自分の名前” でもって、最後まで ”茶目っ気とユルさ” を ”教え” として置いていってくれた、メンターでした。

そんなこんなで自分は、もとの階段を戻り、「身体の旅」を終えた。

******

ワーク中はまるで、自分が喋っているのを「ほんとに自分が言っているのだろうか?」という驚きがひたすら続く、不思議なワークだった。
 
 

グループでの”協力プレイ”が織りなす、全体性

今回の「感情の旅」と「身体の旅」のワーク。
 
その各グループにおいて、ガイド役とクライアント以外は モデレーターとして見守るところ
気がつけば、どのグループも ”ただ見守る人”というのがいなくなっていた。

クライアントが目を閉じているのをいいことに(笑)、
みんなでクライアントのために、「協力プレイ」をしていた。

テキストを広げ、ガイド役に見せる人。
「こんなこと聴いてみたら?」「今クライアントが思考の言葉になってる、戻して戻して!」などと筆談する人。
・・・そんな「グループメンバー同士の協力」が、あった。

そしてまた。
・・・各グループが、他のグループで勃発していることも
互いに察知しながら進行するという「グループ相互間の協力プレイ」も、生じていた。

「グループ内での相互協力」と「グループ同士での相互協力」。
そして、それらが織りなす、「全体性」。
 

これはまさに、「理想的な社会の縮図」では、ないだろうか。

・・・そんな風に、感じた。

マスターコースならではの”深い精神性に触れる時間”も

今回はワークやメソッドの講義の他、深い精神性にアクセスするための時間なども設けられた。

例えば 瞑想の時間をたっぷりと味わい、「イマ・ココ・あるがまま」を体験する。

また、「ローズクォーツ」というクリスタルを頭部などに当てる「ローズクォーツ・セラピー」も初体験した。

ローズクオーツセラピーは、脳波をα波にしてくれるので
マインドを鎮めてくれ、気づきが起きやすくなるのだそう。

そしてセラピスト自身が”その状態になっている”ことが大切。
セラピストが深くリラックスして”ニュートラルな意識状態”であることで、
クライアントの方の深いプロセスに帆走できるからだ。

そんな「セラピストとしての”在り方”」を体感してもらうのが、この「ローズクォーツ・セラピー」だった。

また、クライアントさんが思考・顕在意識が強過ぎて 潜在意識に深く入れない場合に
まず思考と体の緊張を緩めていく目的から、セッションの前にこのセラピーを導入する、というのもオススメなのだそう。

なんとも神秘的で興味深い・・・さすがはマスターコース、なのだ。

瞑想やクリスタルの”効果”そのものも、もちろん大切。
そしてもう一つ大切なことは、こうした「自分と向き合う」とか「内なる静けさに戻る」、または
「互いに手当し合う」といった時間と機会を持つことが、
特に現代人には必要であるように感じた。

「自分と向き合う」「内なる静けさに戻る」「互いに手当し合う」

・・・とにかく「恐れ」を喚起する情報にまみれ、それを回避するためのDoingに翻弄されている現代人、現代社会にこそ、
こうした時間と機会が、実は必要だと思う。
・・・「そんな時間こそ無駄だ!」という反応こそが、恐れの情報の従者となり、翻弄されている証拠でもあるのだから。

LPLマスターコースでの「ジャーニーワーク」体験。
とても興味深く、神秘的で、なんとも深い味わいのある体験を過ごす事ができた時間でした。
 
 
 
おしまい。
 
 
 

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