
僕の身体の底にある生き辛い体感覚・体反応と向き合うたび、思い知ることがあります。
それは、僕にとって「音楽は、僕のそんな体感覚・体反応を救い続けてきた存在だった」ということです。
音楽、特に 良い音楽というのは、聴覚だけでなく他の五感へも刺激を呼び起こします。
これはつまり、その五感を司る臓器である五”官”に伝わっている、ということです。
五官とは まさに「身体」、そのものです。
僕にとっての音楽はそうやって、僕に心地よい体感覚・体反応を、いつも僕の身体に流し込み、僕の身体を調律してくれていたものでした。
そうやって、僕の身体の底にある「生き辛い体感覚・体反応」から、護ってくれていたのです。
そして音楽はまた「聴く」だけでなく、「奏でる」ときも、同じように恩恵があります。
小中学校時代は和太鼓を、高校以降はドラムを演奏してきたのも、その「全身運動」と「音のもたらす”鼓舞”」が僕の体感覚・体反応を救い続けてきたことは、間違いありません。
僕の生き辛い体感覚や危機的体反応から救い、護ってきてくれた存在。
これからもきっと、僕にとっての”音楽”は、趣味として以上に、そういう存在なのだと思います。
これからも音楽との付き合いを楽しみ、そしてまた音楽に寄り添ってもらおうと思います。