強みを知ってみる、という試み。

トム・ラス著「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」。
 
ストレングス・ファインダー(以下、「SF」と略記)。
「人間の強み」に関する研究に基づき、人々に共通する34の資質を言語化し
それらを発見、説明するためのアセスメントだ。
 
本書はその基本理念を前書きとして配置し、残りのページはほぼその34の資質についての説明に費やされている。
 
メインは、本書を使って自分の持っている資質を診断することにある、ということか。
なお、SF診断はサイト上でアカウントを作成して行うこととなる。

ストレングス・ファインダーの基本理念とは

「いばらの道を歩むな。」
「人には誰でも、見出されるのを待っている才能がある。」 
この言葉が、SFの基本理念を象徴しているように思う。
 
今はほとんどの学習プログラムが「”自分以外の何か” になることを支援している」。
つまり ”才能に気づかせ、伸ばす” ではなく ”欠点を気づかせ、克服させる” という風潮だ。
そんな風潮は、もてはやされる「アメリカンドリーム」や、日本的な「耐え忍ぶドラマチックさ」だったり、
それを賞賛する映画のストーリー性にも現れている。
 
本書は、そういった風潮に疑問を投げかけ「自分の最も得意なこと、自分の強みを活かす生き方」にフォーカスしている。
自分の強みに専念する機会のない人が払う代償は大きい。本書はそう言い切っている。
 
また本書は、SF診断とは ”Strengths(強み)” と言いつつも、あくまで ”才能” の診断である、と言っている。
”才能=単に持っている状態” をいい、 ”強み=才能を活かし、発現させた状態” をいう、といった感じだろうか。
 

SF診断を、やってみる。

診断には、何らかの形で料金が発生。

今回は書籍に封入されたアクセスコードを使って、サイト上で診断した。
つまり、書籍代としてアクセスコードを”購入”した形だ。

 
他には、サイト上で直接決済するか、スマホアプリを”購入” する形があるようだ。
 
いずれにせよ、”診断料” は2,000円程度、といったところ。
 
早速サイトアクセスコードを入力し、アカウントを作成すると。
 
「マイ強み」などといったヘンテコな直訳がちらほら。いかにも基本が海外サイトな匂い。
 
で、アカウント作成を終えると、診断を「完了」というボタンがイキナリ登場。
 
そして、これに焦らずひるまず「診断完了ボタン」を押すと、診断開始(笑)。

「1問20秒以内」の質問に、バンバン答えていく

1問20秒なのは、直感的な回答の方が、その人の資質が正しく現れるためなんだそうな。
 
 
質問は主に「自分は○○な人間だと思う」といった、自己イメージに関する質問が設定されている。
 
そして、特徴的なのは。
 
それと「逆側の」自己イメージに関する質問を見比べて、どちら側がよりシックリくるか、はたまた
どちらでもないのか、答える形であることだ。
回答のニュアンスとしては「-2・-1・0・+1・+2」といった感じ。
 
面白いのは「片側の質問」が同じでも「逆側の質問」が変わる場合だ。
例えば...
「私は自分の成功を大事にする人間だ」という「片側の質問」があったとする。
これに対し「逆側の質問」が
「① 私は他人から成功者に見られることを重視する」 となる場合と
「② 私は他人の成功を支援したい人間だ」 となる場合とで、診断指標が異なってくるところだ。
 
また、質問に答えていると、その指標自体に興味がない場合も幾つかあった。
自分の価値観のモノサシとして、存在していない切り口なのだろう。
これについては「どちらでもない」で回答した。
 

いよいよ、診断結果。

1位から順にTOP5の強みがわかる。

自分は「適応性」「内省」「着想」「運命思考」「戦略性」の順だ。
 
そして内容を見て思った。

この人、会社員に向いてない気がする(笑)。

よくもまぁ、超保守的・閉塞的な地方で・・・社員税理士なんてやってたわ(笑)
 
ベキベキネバネバ社会も、ちっとも向いてないな(笑)
 
 
内なる思いを巡らせつつ、風まかせに、イマココを生きる人。  
良く言えば・・・思い出したのが・・・
 
スナフキン。
 
でも、第5位に臭う、腹黒さ(笑)。
 
 
腹黒スナフキン。
 
・・・それはもうスナフキンじゃないな(笑)。
 
ファンの方、スイマセン。

 
・・・で、この資質は基本変わることが無いんだそうな。
だから、診断も、一人一回こっきり。

6~34位 の、”全開放”もアリ。

ただそれには追加料金が発生(笑)。
8,000円位かかるみたいだ・・・
 
つまり。
強みを「活かす」側のみフォーカスするのであれば、上位5位くらい知っておけばよい、という基本スタンスなのだろう。
 
それ以上の ”全容を知る” メリットは・・・
「自分の不得意」を知ることで、そのゾーンに入ってしまうという ”時間の無駄” を排除できたり
自分の不得意を ”強みとしている人” と組んで人生を歩む手立てになる、といったところか。

「才能」を「強み」へ。

才能を強みとして活かすためには、「意識」と「鍛錬」のプロセスが必要であろう。
そのサポートやコーチングは、このサイトでも行っているようだ。
 
余談であるが、先日読んだ著書「ソース」では「ワクワクを実行するのに、適性や能力を考えてしまうことでストップをかけてはならない」と説いていた。
でも、本書で気づいた「強み」と合わせることで、「ワクワクをより円滑に実行するには」という切り口・考え方が可能になるかもしれない。
 
先ずは、「気づくこと」が第一歩になると感じた。
一方でまた、この5大イメージで自分を固め過ぎない事も大切だと思う・・・って考え方が「適応性1位」なのだろうか(笑)。
 
 
おしまい。

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