
あなたがどんなに”心の悩み”を解決しようとも、あなたは一生変わりません。
なぜなら
あなた=”悩み”、ではないから。
「あなた」と「悩み」は、別個のもの。
だからこそ、「あなた=主体・主人」で「悩み=客体・従者」というポジションに戻ることで
「あなたが」「悩みを」解決することができるのだ。
そして・・・
「あなたが変わる」のではなく「変わらないあなたが、見えてくる」
”心の悩み”を解決していくと・・・
「あなたが変わる」、のではない。
「変わらないあなたが、見えてくる」のだ。
普遍にして不変の「あなた」とは
普遍にして不変の、「あなた」。
ある人はそれを・・・
「仏性」ないしは「神性」と表現するかもしれない。
あるいは「魂」と表現するかもしれない。
あるいは「真我」と表現するかもしれない。
あるいは「源」と表現するかもしれない。
あるいは「コア・エッセンス」と表現するかもしれない。
そして。
普遍にして不変の「あなた」は、「変わらず大切にし続けたい何か」を、持っている。
そして、その「変わらず大切にし続けたい何か」は、「変わり続けること」だったりもする・・・かもしれない。
「変わらず大切にし続けたい何か」との分離によって、人は悩む
「変わらず大切にし続けたい何か」との、分離・・・その方法は様々。
ある時は、それに「異議を唱える」ような状況によって起きているかもしれない。
ある時は、自ら「無いことにする」ことで起きているかもしれない。
例えばあなたが、他人軸である自分に悩んでいるのであれば
あなたはそれほどまでに自分軸を「変わらず大切にし続けたい」のだ。
逆に、自分軸を強いられることに悩んでいるのであれば
あなたはそれほどまでに「滅私すること」を「変わらず大切にし続けたい」人なのかもしれない。
「変わりゆく悩み」は「変わらないあなた」の ”写し鏡”
だから。
・・・あなたが「心の悩み」を解決することは「あなたが変わること」をもたらすのではなく。
解決すればするほど見えてくる、普遍かつ不変な姿で脈々と流れる「変わらないあなた」に会いに行く、”旅” のようなものなのだ。
そして、あなたがその「変わらず大切にし続けたいもの」を見つけたとき、きっと・・・
きっと、あなたのエネルギーの注ぎ先は「残りの悩みの解決」ではなく「その大切にしたいものを大切にする方法」に、シフトしていくのだと思う。
おしまい。