
自分と繋がる。
ゆるしいろ 主催「自分とのパートナーシップを深めるヨガ」に参加してきました。
「ゆるしいろ」を運営するのは、岡部明美さん(あけみちゃん)主催のLPL養成講座で共に学んだ”心友”の はるちゃん。
LPLの学びを皮切りに、あけみちゃんのワークショップを主催するなど、「人との、そして自分自身との、命のつながり」といったヴィジョンを愛で紡ぎ、ファシリテートして活躍されていく方だと思います。
ちなみに ”ゆるしいろ” というのは「聴色」と書く 日本の伝統色。
はるちゃんのイメージ、そしてはるちゃんの目指すヴィジョンにぴったりの色だなぁ。
そんなはるちゃんが暫く遠ざかっていた、ヨガ講師としての自分を
LPL講座の学びを皮切りに復活させることになりました。
そんな ”心の学び” あっての「再誕生」の時を共に過ごすのは、とても光栄なことだなぁ、と。
詳しくは はるちゃんの素敵なブログ:ゆるしいろ にて。今回のヨガ復活までのいきさつも、書かれていますよ。
そして、そんなはるちゃんの「再誕生」を迎える直前の凛とした後ろ姿を、あえてアイキャッチ画像に使用しました。
では、「自分とのパートナーシップを深めるヨガ」の参加レポです。
「からだに目標を設定しない」「からだをエッジに立たせない」
・・・最初にアナウンスされたのが、この2つ。
とっても印象的な「あり方」だった。
決して無理をせず、かつカラダが求めるところまで動くように。
前にも後ろにも引けない「エッジ」にカラダを追い込むのだ!などと 力まないこと。
流れのままに・・・「”動き”という”旅”」をする、といったところかもしれない、と思った。
心地よいリードで「イマココ」に向き合う
そんな はるちゃんの ”復活第1弾” のヨガは、今まで体験したヨガとはちょっと趣を異にするものだった。
今まで自分が体験したヨガは、どちらかというとスポーティーで、なかなかな感じのポーズをバシバシ決めていく感じだったのだけど。
今回のヨガは、とてもじっくりと「カラダから入って、自分に向き合って行く」といった ”探究” のようなヨガだった。
やったことのない動き、そしてその軌道を、自分の体に”描かせてあげる”。
普段はやらないリズムで、自分に呼吸を”させてあげる”。
・・・自分に「させてあげる」、そんな感じを味わっていると「あぁ、これが”自分を大切にする感覚”なんだなぁ」と、気づいてくる。
無理のない限界近くまで動かしてみて、そこから呼吸と共に力を緩めると、不思議と「もうちょっといけるかな」と、カラダが深く動きを描く。
それはむしろ、からだを緩め、ほどいて、頑張るのを手放したときに訪れる「自在さへの探究」だったりする。
そんな はるちゃんのリードは、程よく説明を交えながら「”動き”という”旅”」をそれぞれに感じさせてくれる、心地よいものだった。
ひとつひとつの動きに意識を向け、味わい、気づいていく「からだの旅」を、じっくりとリードしてくれました。
楽な”呼吸”のレクチャーも
そんなプログラムの中には、楽な呼吸のレクチャーも。
まずは、自分自身の「肺」の位置と大きさをイメージするワーク。
すると、自分が実際の大きさよりも一回り小さいイメージを持っていることがわかった。
実際の大きさというのは、鎖骨から肋骨で囲まれた空間いっぱいに、肺というのは広がっているのだった。
そして、そんな”一回り小さい”イメージを持っていた自分の”呼吸の流れ”をイメージするワーク。
すると、自分は図の左側のように「頑張って呼気を引き上げようとする呼吸」をしていることに気づく。
そこで今度は、レクチャーしてもらった「呼気の流れ」をイメージしてみる。
図の右側のように、鼻腔内の”地表を這うように”呼気を入れ、体内に届けるようにイメージし、呼吸をするのだ。
すると・・・先程の「頑張る呼吸」よりもスムーズに、ゆったりと、呼吸が「頑張らないで」できる。
そしてこの「頑張らない」呼吸は、先程の「頑張る呼吸」よりも、深い。
常に自分と共にいて、かつ自分を生かしてくれている臓器のことすら、よく知らないこと。
その「いたわりある使い方」も、見失っていること。
・・・気づきが、色々と降りてくる。
”チネイザン”も、初体験
チネイザン(氣内臓)は、腹部に触れることでその奥の臓器にアプローチする気功療法の一つ。
そんなチネイザンも、はるちゃんのリードで体験していく。
手指をグイッと、お腹に”入れる”ようにして、臓器にアプローチしていく。
これは・・・
マッサージが「手”当て”」なら、チネイザンはまさに「手”入れ”」だなぁ、と思った。
そして。
例えば肝臓は”怒り”、などといった「臓器ごとに違う感情が宿る」こと。
臓器に宿った感情には、普段の生活のなかで抑え込んでしまった「心の声」が隠れているかもしれないこと。
・・・そんな東洋医学的な知識もレクチャーしてもらいながら、「手”入れ”」をしていくと
自分は「胃が疲れているなぁ、最近ちょっと不安や緊張のなかにいたかなぁ」ということに気づき、味わう事ができた。
面白いなぁ。
こうして、単に「ヨガ」というだけではない「感じて、気づいて、味わう”自分の旅”」が、はるちゃんのリードで展開されていきました。
からだを手がかりに、からだと共に
からだを手がかりにして。
そして、からだと共に。
・・・そうやって自分を「感じて」、自分に「気づき」、自分を「味わう」こと。
これこそが「自分と繋がり、自分を大切にすること」。
そして同時に、こうしたことを普段いかに疎かにしているか、ということも気づかされること。
・・・そんなことに気づく、深く豊かな時間が、この「自分とのパートナーシップを深めるヨガ」だった。
そして、このワークショップのそんな「あり方」というのは「心のこと」を深く学び、実践してきたはるちゃんだからこそ自然体で”染み出してくる”ものであり、この場をホールドしていたと思った。
これまでの”ヨガ講師”というリソースが「心の学び」によって 更に瑞々しく統合される・・・素晴らしいなぁ。
そんな瞬間に立ち会えて、とても嬉しかった。
「頑張らない」って、難しい
・・・今回自分が体験して思ったのが、これ。
どうしても「もっともっと」と無理して動こうとしたりして、力みが入る。
しかし、そんなときにこそ、フゥーッと「一呼吸・緩める」ことによって「頑張りを手放す」ことをしてみると
眠っていた「自在さ」というのが引き出されたりするのを、今回の ”探究” で感じた。
「歯を食いしばってばかりいる自分」にも気づけた
これもまた、驚きだった。
何をするにしても、自分は随分と「歯を食いしばってばかりいる」のだなぁ、と。
この「歯の食いしばり癖」、実は臓器の不調にも影響を与えるものらしい。
・・・意識して緩めていこう。
(男性)経営者にこそ、こうした「自分と繋がる」時間を
今回のワークショップの参加者のなかには男性経営者の方もいて。
最後のシェアタイムで「このヨガで実は自分が疲れていたことに気づいた・・・そんな身体の声を無視してガシガシ仕事してたことに気づけた」
「自分のために自分の身体の声を聴く時間を作ることの大切さに気づいた」「(男性)経営者の方にこそ、こういう時間を取ってほしいなぁ」といった感想をシェアしてくださいました。
なるほど。
社員とその家族、そして様々な関係先の方々の生活与奪権を握る・・・そんな計り知れないプレッシャーと日々戦い
いつしか孤独のうちに”会社そのものと自身を同一化”し、自分自身のことがそっちのけになりがちな経営者の方にこそ、
こうした「自分と繋がり、自分に帰る時間」をとってほしいもの。
・・・なんてことを言うと「そんな時間をとるくらいなら、仕事だ!」と言われてしまいそうだけれど
その仕事のための「潜在的なエネルギーの詰まりを取り、充電し、調整する時間を、自分に取らせてあげる」ことが
むしろ仕事のパフォーマンスにつながっていく気がするのだ。
これからも開催されます!
そんな「自分とのパートナーシップを深めるヨガ」は、今後も開催されていきます。
2・3月はほぼ隔週のペースで日程が組まれているようなので、是非体験していただきたいです!!
詳細は こちらのブログ記事を参照(ゆるしいろ・ブログ)
主催のはるちゃん、参加者のみなさま、ありがとうございました!
おしまい。